安心して使う
いたずらに不安を煽りたくないですが、ネットをする時はセキュリティーのことを頭の片隅に入れておいてください。

■インターネットは無法地帯!


サイト(ホームページ、Webサイトとも言う)を見たり、友達とメールをするのは楽しい。しかし気を付けてください。世の中には悪意のある人達も少なからずいるのです。気軽にホームページを見ている時にも誰かがあなたのパソコンを狙っている可能性があります。
◆ハッカーとは
もともとコンピュータのプロを尊敬の念を込めてこう呼んでいたようです。いまではパソコンのプロの中で悪意のある行為を指すこともあるようです。
◆ウィルスとは
様々な種類がありますが、たとえばメールソフトに登録されているメール全てにウィルスをつけて送信されたりします。こうなると知り合い全てに迷惑をかけることになります。
◆スパイウェアとは
フリーウェアなどの中に組み込まれて、知らない間にインストールされ無断で個人情報を送信するプログラムです。まさにスパイです。スパイウェア検出・削除ソフト(Ad-aware・無料)などを利用する方法があります。使い方及び日本語化の解説はdreamsend.comが詳しい。
ウィルスのような破壊活動は行なわないのでウィルス駆除ソフトで検出できません。ですが最新のウィルスバスター(下記)などはスパイウェア検出・削除の機能が付いています。
◆キーロガーとは
キーボードから打ち込んだ全ての情報を記録するソフトです。IDやパスワードをこっそり抜き取られる為に仕掛けられる。悪意のある人物が漫画喫茶などのパソコンにインストールすることがあります。これはウィルスではないのでアンチウィルスソフトでは検出しません。これにはペストパトロール(Pestpatrol 4.2) iconという有料のソフトで検出・削除ができます。体験版もありますが検出だけで削除はできません

フィッシング(詐欺)メールとは
まるで知り合いなどを装ってメールを送りつけてくるフィッシング(詐欺)メール。クレジット番号や電話番号などの個人情報を聞き出すのが目的です。これはセキュリティソフトで対応できません。うっかりして被害にあわないように気をつけましょう。

不特定多数の人が使うパソコンでは個人情報の入力は避けたほうが良いでしょう。
自宅のパソコンにキーロガーが発見されたらすぐに削除し、利用したサイトのパスワードを変更しましょう。

セキュリティソフトは確かにネットの危険から守ってくれます。でも個人それぞれの危機管理がもっとも重要です。頼り過ぎないよう気をつけましょう。

■インターネットで残る記録

インターネットエクスプローラ(IE)やネットスケープ(ネスケ)などのサイトを見るプログラムをブラウザといいます。ブラウザの機能にはクッキーや一時ファイルなどがあります。
◆クッキー(Cookie)とは
ログインが必要なサイトではIDとパスワードをクッキーに保存しておき、後日のログインしなおさなくて良いようになっています。便利ですが、危険でもあります。使い終わったらクッキーを削除しましょう。消し方はブラウザのツールメニュー→インターネットオプシォン→全般タブの『Cookieの削除』をクリックすれば良い。
◆一時ファイルとは
TEMPフォルダという場所にはには、ホームページを見た時に一時的に保存される画像などが保存されています。保存されるのは次に同じホームページを見るときに素早く表示するためです。消し方はブラウザのツール→インターネットオプシォン→全般タブの『ファイルの削除』をクリックすれば良い。
◆履歴とは
どんなホームページをみたか、パソコンに記録されていきます。プライバシーの不安な方は削除してください。消し方はブラウザのツール→インターネットオプシォン→全般タブの『履歴のクリア』をクリックすれば良い。

■複数でパソコンを使う時の注意点


◆インターネットカフェを利用したことがある方
漫画喫茶やネットカフェでは、同じパソコンを赤の他人で使いまわすことになるので、前に使った人の操作履歴などが次の人に見られてしまう可能性があります。また、セキュリティーには疑問符がつくお店もあるようなので、このような場所ではメールパスワードなどを打ち込むのは危険です。ましてや銀行の電子振込みなど、持ってのほかです。以前ネットカフェで銀行口座とパスワードを盗まれて悪用された事件がありました。

◆会社のパソコンは複数で使っているという方
他人が使うということはプライバシーが危険に晒されているということを認識しましょう。また、会社のパソコンで個人的にホームページを見るのもほどほどにしましょう。パソコンの履歴を消してもプロバイダのサーバに履歴が残っています。会社に問い詰められたら困るでしょう。

■セキュリティーソフトの導入


少なくともセキュリティソフトを使いましょう。導入するのは一つだけで良いです。二つ入れるとソフトが競合してうまく動かないことがあります。
何らかの形でウィルスが入ってきたら、直ちにアンチウィルスソフトが働きウィルスを隔離、削除できます。
セキュリティソフトの紹介

・ウイルスバスター

スパイウェアの検出&駆除もできます。
ためしに使える30日間期間限定版ダウンロードはこちら。

・ノートン・インターネット・セキュリティ

15日間ためしに使える試用版のダウンロードはこちら。
購入前に使い勝手やウィルス検出率のチェックが出来ます。

ファイル交換ソフトによる情報漏えい問題

※ファイル交換ソフトは著作権のあるファイ交換という違法行為が出来てしまうことが問題となっています。また、ウィルスに感染したファイルも知らずにダウンロードしてしまう危険があります。
 以前から企業や個人のパソコンから個人情報や機密情報の漏洩のニュースは後を絶ちません。
自分には関係ないと思っていませんか。 一度流出した情報を回収することはまず不可能です。
対策としては、
・セキュリティソフトのアップデートは自動にして、常に最新のウィルスに対応させる。
・ファイル交換ソフトは使わない。この当たり前のことが出来ないことが、ままあるようです。